2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

16 非晶質・微結晶 » 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

[21a-A302-1~8] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

2022年9月21日(水) 09:00 〜 11:00 A302 (A302)

本間 剛(長岡技科大)、岸 哲生(東工大)

10:00 〜 10:15

[21a-A302-5] SnおよびFeSn2ナノ粒子複合セラミックス材料からなるナトリウムイオン電池負極の創製

佐藤 史隆1、本間 剛1、小松 高行1 (1.長岡技大)

キーワード:ナトリウムイオン電池、負極活物質、非晶質材料

ナトリウムイオン二次電池ならびに全固体ナトリウム電池の実用化に向け、有望な負極活物質材料の創製は重要である。本研究では鉄を含有させたスズケイ酸塩(55SnO-15Na2O-yFe2O3-(30-y)SiO2)の創製を試行し、スズだけでなく、同じく負極活物質として知られているFeSn2ナノ粒子と複合化した負極活物質結晶化ガラスが得られた。その材料を使用することで、不可逆容量の低減と安定したサイクル特性が得られたので報告する。