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[21a-B103-4] 宇宙放射線線量実測器開発の現状と今後
~コロナ禍と疑似宇宙生活~
キーワード:宇宙放射線線量計測、3次元飛跡検出器、線エネルギー付与
コロナ禍で人類は大きな活動の制限を受けているが、宇宙滞在時には地上での活動の様相とは大きく異なり、制限を受ける要素の一つは宇宙放射線による被曝である。これまでに、国産の検出器としては、半導体検出器等によりスペース・シャトル等で実測を行ってきた。また、最近、国際宇宙ステーション上で、3次元ガス飛跡検出器による実測を行った。以上を含め最近の開発状況について述べる。