[21p-A102-1~10] 9.3 ナノエレクトロニクス

[21p-A102-8] 平行波発生・進行を表現する単電子反応拡散回路の性能向上検討

〇(B)田村 啓一朗¹、中森 唯斗¹、大矢 剛嗣¹ (1.横国大理工)

キーワード：単電子回路、反応拡散系、論理回路

単電子振動子をコンデンサを介して二次元平面上に繋ぐ層を複数用意して平行波を表現した。前回の報告では、平行波の斜め方向のシミュレーションとその回路規模の拡大について報告した。今回は、波の速度を一定にするために確率的に起こる電子トンネルの待ち時間を平均化できる確率的に多重トンネル接合を用いた。これにより、平行波伝搬の成功率向上が期待でき、その検証を行う。