2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » トポロジカルフォノニクス/メカニクスとその周辺科学の展開

[21p-A307-1~9] トポロジカルフォノニクス/メカニクスとその周辺科学の展開

2022年9月21日(水) 13:30 〜 17:15 A307 (A307)

畑中 大樹(NTT)、鶴田 健二(岡山大)

16:25 〜 16:55

[21p-A307-7] 非一様系の局所角運動量に由来する磁気回転効果を用いたスピントロニクス

能崎 幸雄1,2 (1.慶大理工、2.慶大CSRN)

キーワード:スピン流、磁気回転効果、表面弾性波

磁気回転効果は、回転運動と磁気の可換性を示す重要な現象である。最近、表面弾性波に付随する局所的な格子回転を利用することにより、交流スピン流が生成できることが報告された。さらに、膜厚方向に電気伝導度を傾斜させた試料に面内電場を印加すると、渦度を有する定常電流が直流スピン流を生成したとの報告もある。本発表では、最近の磁気回転効果を用いたスピントロニクス研究とそのデバイス応用について概説する。