2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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[21p-B101-1~8] 【現地会場のみでの開催】ペロブスカイトによる次世代材料の創成と応用展開

2022年9月21日(水) 13:30 〜 16:30 B101 (B101)

増原 陽人(山形大)、松井 淳(山形大)

14:30 〜 14:45

[21p-B101-3] 立方晶CsPbI3量子ドットの相安定化および高性能LEDの開発

江部 日南子1、鈴木 陸央2、隅越 俊介2、上野 瑞穂2、森山 玲音2、千葉 貴之2、城戸 淳二2 (1.山形大理、2.山形大院有機)

キーワード:ペロブスカイト量子ドット、相安定化、発光デバイス

本研究は、QDの粒径制御およびヨウ化グアニジウム(GAI)置換処理により、優れた相安定性を有するCsPbI3 QDを開発し、高性能LEDの開発を試みた。粒径制御されたCsPbI3 QDは、粒径の減少に伴い表面エネルギーが増大し、立方晶構造を示した。また、GAI置換したCsPbI3 QDにおいて、GA-QD間の複数の水素結合の形成し、発光量子収率および大気安定性の向上に成功した。さらに、GAI置換CsPbI3 QD-LEDにおいて、高効率・長寿命化を達成し、有用性を明らかにした。