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[21p-C201-6] 時間分解走査トンネル分光法の開発
キーワード:ポンプ・プローブ、走査トンネル分光法
我々が開発した光励起時間分解走査トンネル分光システムはポンプ・プローブ法と走査トンネル顕微鏡とを組み合わせたものであり、試料への光照射をポンプとしバイアス電圧への高さ可変パルスの印加をプローブとする。このシステムはSTMの空間分解能とナノ秒の時間分解能に加えSTSモードにおいてはエネルギー分解能も発揮する。これを用いて測定したWSe2のI-V特性の時間変化とその物理的解釈について議論する。