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[21p-P09-10] 乱れた原子配置を有するCu3.1Ti0.25Sn0.9S4の硫黄欠損と熱電特性
キーワード:熱電変換材料、硫化物
我々は最近,原子配置が乱れた構造を有するCu3.1Ti0.25Sn0.9S4が低い熱伝導率と比較的高い出力因子のために比較的高い熱電性能指数を示すことを明らかにした。この低熱伝導率は,原子配置の複雑さに起因すると考えられる。一方,(焼結時に生じる)硫黄の欠損も低熱伝導率の要因になりうる。そこで本研究では,焼結温度を変えた試料を作製し,硫黄の欠損と熱電特性の関係を調べた。