2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[22a-A202-1~9] 6.2 カーボン系薄膜

2022年9月22日(木) 09:00 〜 11:30 A202 (A202)

大越 康晴(電機大)

09:00 〜 09:15

[22a-A202-1] パルスレーザ照射によるアモルファス炭素膜の形状変化

原田 大1、Tunmee Sarayut2、青野 祐子1、Euaruksakun Chanan2、Rittihong Ukit2、平田 祐樹1、大竹 尚登1、赤坂 大樹1 (1.東工大、2.タイ放射光研)

キーワード:アモルファス炭素膜、レーザー

アモルファス炭素膜にパルスレーザを照射すると,形状が変化すると共に表面でsp2結合炭素が増加し,摩擦係数が低下した.sp2結合炭素に代表されるグラフェンは固体潤滑材としてふるまう為,sp2結合炭素の増加が摺動性能向上に寄与したと考えられる.一方でレーザ照射による形状変化の理由は明確ではない.本研究はアモルファス炭素膜のレーザ照射前後の断面形状を評価し,レーザ照射により形状がなぜ変化したかを考察した.