2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.6 レーザープロセシング(旧3.7)

[22a-C301-1~11] 3.6 レーザープロセシング(旧3.7)

2022年9月22日(木) 09:00 〜 12:00 C301 (C301)

西 哲平(豊田中研)、屋代 英彦(産総研)

11:00 〜 11:15

[22a-C301-8] エクリプス型PLD法によるハイドロキシアパタイト結晶成膜の
ラマン分光分析

屋代 英彦1、欠端 雅之1 (1.産総研 電子光)

キーワード:PLD法、ハイドロキシアパタイト、ラマン分光

骨固着のためのハイドロキシアパタイト成膜には原子状粒子の成膜が重要で液滴排除可能なエクリプス型PLD成膜が効果的であると考え実験を行った。この結果従来の結果より100℃以上低いアニール温度で高純度、高結晶成膜が可能であった。このラマンスペクトルの詳細な解析からナノサイズ結晶による非対称性のスペクトルからアニール温度の上昇で結晶サイズが大型化している結果が得られた。この様にハイドロキシアパタイト成膜の解析にラマン分光が非常に有用であることが確かめられた。