2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22p-A404-11~17] 8.5 プラズマ現象・新応用・融合分野

2022年9月22日(木) 16:30 〜 18:15 A404 (A404)

竹内 希(東工大)、呉 準席(大阪公立大学)

17:00 〜 17:15

[22p-A404-13] パターン比較を用いたプラズマメタマテリアル層によるマイクロ波伝搬制御評価

〇(M2)野寄 陽太1、井波 柱偉1、バンビーナ アレクサンドレ1、宮城 茂幸1、酒井 道1 (1.滋賀県立大学工)

キーワード:プラズマ、メタマテリアル、マイクロ波

これまで報告されてきた誘電率と透磁率を制御する人工構造体であるメタマテリアルによるクローキング評価では、電磁波の迂回現象を観測し、散乱を抑制するものであった[1]。我々はこれまで、固定したダイポールアンテナから送信したマイクロ波を散乱体の後方の二次元領域の散乱波エネルギーの測定によりマイクロ波伝搬制御の多機能性を評価し、またFinite Difference Time Domain (FDTD)法による数値解析を用いて測定結果と比較した[2]。しかし、電磁波の伝搬として固定された点波源のみの電磁波伝搬の評価だけでは不十分である。本研究では、送信アンテナを一次元的に移動させ、散乱対後方の受信強度を測定し、それらの電波強度のパターンを比較することで、総合的な電磁波の制御を評価することを目的とする。