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[22p-C102-2] クロスジャンクション法による高配向性CNTリボンの熱伝導率測定
キーワード:カーボンナノチューブ、熱伝導率
カーボンナノチューブ(CNT)は放熱材料の観点から、固体中のCNTネットワークの配向性を制御する技術が重要である。我々は自立CNT複合膜を作製し、熱伝導率と配向性を調査した。今回、T型法をベースとしたクロスジャンクション法を開発した。高配向CNT複合膜の熱伝導率は約153 W/mKとなった。CNTリボンの配向性を変化させたとき[熱伝導率] ∝ [導電率]1/2の関係が成り立つことが明らかとなった。