2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.6 超音波

[22p-C105-1~17] 1.6 超音波

2022年9月22日(木) 13:30 〜 18:00 C105 (C105)

大橋 雄二(東北大)、近藤 淳(静大)

14:30 〜 14:45

[22p-C105-5] 可搬型ボールSAWガスクロマトグラフを用いた食品香気成分のヘッドスペース分析法の検討

岩谷 隆光1、赤尾 慎吾1、岡野 達広1、竹田 宣生1、塚原 祐輔1、大泉 透1、福士 秀幸1、田中 智樹1、菅原 真希1、辻 俊宏2,1、武田 昭信1、山中 一司1,2 (1.ボールウェーブ、2.東北大工)

キーワード:弾性表面波、ガスクロマトグラフ、ボールSAWセンサ

食品の香気成分を生産現場で分析することで、それらの生成メカニズムの解明や品質改善が期待できる。前報で示した可搬型のボールSAW ガスクロマトグラフ(GC)は、このような現場分析に有用であるが、再現性の良い定量分析には、試料ガスの採取方法も重要である。試料を容器に入れ、容器内の気体をGCに注入するヘッドスペース(HS)法が広く利用されている。そこで、日本酒のHS分析の条件が測定結果に与える影響について検討した。