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[22p-P01-2] 波長ずれのあるスペクトルのニューラルネットワークによる解析
キーワード:ニューラルネットワーク、スペクトル、波長揺らぎ
LIBSなどで得られた多元素スペクトルデータの解析方法としてニューラルネットワークによる解析システムの構築を行っている。今回は測定に波長の揺らぎがありスペクトルの波長が少しずれた場合を想定し、波長を少しずらしたトレーニングデータを作成して学習させ、テストデータにも同様に波長をずらしたデータを用いて解析特性を調べた。その結果、波長ずれのないトレーニングデータで学習させ、波長ずれのあるテストデータを解析させた場合、各元素の含有率の真値と解析値の間に±50\%程度の大きな差があるが、波長ずれのあるトレーニングデータで学習させた場合、真値と解析値の差が±20\%程度に改善されていることが確認された。