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[22p-P07-3] 放射光電子分光によるSrTi1-xVxO3量子井戸の量子化状態解析
キーワード:強相関電子系、遷移金属酸化物、量子井戸
強相関酸化物の量子井戸(QW)構造において、特異な量子化状態の形成が角度分解光電子分光(ARPES)により明らかになって以降、世界的に精力的な研究が行われており、近年ではデバイス応用も期待されている。これまで我々は、組成 xによって電子の平均自由行程(λ)を連続的に制御可能なSrTi1-xVxO3(STVO)を用いてQW構造を作製し、放射光を用いたARPES測定によりλと量子化状態形成の関係を明らかにしてきた。今回は、STVOの量子化状態についてさらに詳細な解析を行ったので報告する。