[22p-P13-1~28] 12.1 作製・構造制御

[22p-P13-13] 多重π共役フェニルコアチオフェンデンドリマーにおける広帯域光吸収と分子内エネルギー移動

〇山岸 瑞歩¹、堀家 匠平^1,2、小柴 康子¹、森 敦紀¹、石田 謙司¹ (1.神戸大院工、2.JST さきがけ)

キーワード：デンドリマー、半導体

デンドリマーは、中心部分のコアにデンドロンと呼ばれる分岐ユニットが結合した樹状高分子であり、なかでもπ共役骨格を持つものは、光学・電子デバイスの分野で注目されている。これらの光物性を応用するためには、励起、発光のメカニズムを明らかにする必要がある。本研究では、π共役骨格を持つデンドリマーの分光データと量子化学計算をもとに、広帯域光吸収や特徴的な緩和過程、分子内エネルギー移動を見出したので報告する。