16:00 〜 18:00
[22p-P14-2] サーファクタントエピタキシー法により形成したSi/CaF2二重障壁共鳴トンネルダイオードの室温微分負性抵抗特性
キーワード:共鳴トンネルダイオード、微分負性抵抗特性
シリコン(Si)/弗化カルシウム(CaF2)ヘテロ構造は,界面における伝導帯バンド不連続が約2 eVであり,結晶構造が類似で格子定数が近いことからSi基板上に数原子層厚の積層エピタキシャル成長が可能である。この特徴を活かし,室温において大きなpeak-to-valley電流比を有する共鳴トンネルダイオード(RTD)の動作実証を行ってきた。今回,Si量子井戸層をAsドーピングすることによりピーク電流密度が上昇することが示唆された。