2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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[22p-P14-1~4] 13.6 ナノ構造・量子現象・ナノ量子デバイス

2022年9月22日(木) 16:00 〜 18:00 P14 (体育館)

16:00 〜 18:00

[22p-P14-2] サーファクタントエピタキシー法により形成したSi/CaF2二重障壁共鳴トンネルダイオードの室温微分負性抵抗特性

鈴木 優輔1、伊藤 滉悟1、齊藤 雅高1、星野 麻衣子1、宇佐見 遼也1、村上 寛太1、渡辺 正裕1 (1.東工大工学院)

キーワード:共鳴トンネルダイオード、微分負性抵抗特性

シリコン(Si)/弗化カルシウム(CaF2)ヘテロ構造は,界面における伝導帯バンド不連続が約2 eVであり,結晶構造が類似で格子定数が近いことからSi基板上に数原子層厚の積層エピタキシャル成長が可能である。この特徴を活かし,室温において大きなpeak-to-valley電流比を有する共鳴トンネルダイオード(RTD)の動作実証を行ってきた。今回,Si量子井戸層をAsドーピングすることによりピーク電流密度が上昇することが示唆された。