2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

15 結晶工学 » 15.4 III-V族窒化物結晶

[22p-P17-1~11] 15.4 III-V族窒化物結晶

2022年9月22日(木) 16:00 〜 18:00 P17 (体育館)

16:00 〜 18:00

[22p-P17-7] 局在型表面プラズモン共鳴と誘電体薄膜によるInGaN/GaN量子井戸の高効率緑色発光

〇(M1C)亀井 勇希1、垣内 晴也1、松山 哲也1、和田 健司1、船戸 充2、川上 養一2、岡本 晃一1 (1.阪公大工、2.京大院工)

キーワード:プラズモニクス、窒化物半導体、InGaN

表面プラズモン(SP)共鳴によるInGaN/GaN量子井戸の高効率発光において、Ag/GaN界面を用いた場合、SP共鳴波長を緑色波長域に調整することは困難であった。そこで我々はGaNとAgの間にSiO2薄膜を挟むことで、SP共鳴波長を短波長化し、InGaN/GaNの緑色発光を16倍に著しく増強できることを前回報告した。今回は時間分解フォトルミネッセンス(PL)測定やPL強度の温度依存性測定によって、高効率発光機構の詳しい解明を試みた。