2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.4 III-V族窒化物結晶

[23a-C200-1~11] 15.4 III-V族窒化物結晶

2022年9月23日(金) 09:00 〜 12:00 C200 (C200)

関口 寛人(豊橋技科大)、上杉 謙次郎(三重大)

10:30 〜 10:45

[23a-C200-6] [講演奨励賞受賞記念講演] 可視光域におけるIII族窒化物系フォトニック結晶共振器の高Q値化に向けた2次元ヘテロ構造の導入

岩谷 孟学1、市川 修平1,2、Dolf Timmerman1、舘林 潤1、藤原 康文1 (1.阪大院工、2.阪大超高圧電顕センター)

キーワード:フォトニック結晶ナノ共振器、III族窒化物半導体、GaN:Eu

III族窒化物半導体を用いた2次元フォトニック結晶共振器は、量子情報通信や低しきい値レーザなど様々な応用可能性を持つ一方で、高Q値の実現が課題となっている。以前に、H3型共振器を用いて、既存の報告では最大となる7900のQ値を実現したと報告した。本研究では、2次元的なヘテロ構造を持つ共振器を設計・作製し、10,000を超えるさらなる高Q値を実現したので報告する。