2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[23p-B201-1~12] 10.4 半導体・トポロジカル・超伝導・強相関スピントロニクス

2022年9月23日(金) 13:45 〜 16:45 B201 (B201)

金井 駿(東北大)、軽部 修太郎(東北大)

15:45 〜 16:00

[23p-B201-8] Spin diffusion coefficient dependence of time evolution of persistent spin helix modes in (001) GaAs/AlGaAs quantum well

森 貴親1、Ishihara Jun1、Tokimitsu Ryo1、Ohno Yuzo2、Miyajima Kensuke1 (1.Tokyo Univ. of Sci.、2.Univ. of Tsukuba)

キーワード:永久スピン旋回、スピン拡散係数

永久スピン旋回(PSH)状態ではスピン緩和が抑制され、スピン方向がストライプ形状を描くPSHモードを形成する。今回、励起光強度を変えて異なるスピン拡散条件におけるPSHモードの時間発展について調べた。その結果、励起光強度が高いほどスピン拡散係数が低下し、ストライプパターン形成までの時間が長くなることがわかった。講演会ではこれらのスピン拡散条件におけるPSHモード寿命に関しても議論する。