2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.6 レーザープロセシング(旧3.7)

[23p-C301-1~9] 3.6 レーザープロセシング(旧3.7)

2022年9月23日(金) 13:30 〜 16:00 C301 (C301)

長谷川 智士(宇都宮大)、欠端 雅之(産総研)

15:00 〜 15:15

[23p-C301-6] 2光子造形モールドを用いた透明フッ素樹脂材料CYTOPの3次元造形

小幡 孝太郎1、半澤 未来1,2、尾笹 一成1、花田 修賢3、宮地 悟代2、杉岡 幸次1 (1.理研 光量子、2.東京農工大、3.弘前大理工)

キーワード:フェムト秒レーザー、2光子造形、CYTOP

透明フッ素樹脂材料CYTOP(AGC株式会社)は、紫外域での高い透過性に優れ、耐薬品性、撥水性などの特徴を有する機能性材料である。また屈折率(1.34)が水(1.33)に近く、生体物質の高解像度観察用基板としても期待されている。しかし、その優れた材料特性のため、微細加工が困難な材料となっている。本発表では、フェムト秒レーザーによる光造形によって作製した3次元構造体をモールドとして用いることにより、CYTOPの三次元造形法を開発したので報告する。