2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.3 情報フォトニクス・画像工学

[22a-P04-1~11] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

2022年3月22日(火) 09:30 〜 11:30 P04 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[22a-P04-5] 位相シフトインコヒーレントデジタルホログラフィシステムにおける位相シフト段数と画質の関係の検討

〇田原 樹1 (1.情報通信研究機構)

キーワード:インコヒーレントデジタルホログラフィ、位相シフト干渉法、デジタルホログラフィ

位相シフトインコヒーレントデジタルホログラフィではLEDなど、レーザーに比べ波長幅の広い光源を用い、位相シフト素子に液晶素子などを用いる。位相シフト素子の波長依存性による位相シフト誤差が避けられないことから、画質劣化の可能性が考えられる。そこで本講演では、位相シフトインコヒーレントデジタルホログラフィシステムを試作し、位相シフト段数と画質の関係を検討する。実験結果として、位相シフトの段数3のときには共役像の残留が発生し、段数4のときには共役像の残留を抑えられていた。