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[22p-D316-13] 非平衡グリーン関数法による高アルミニウム組成のInAlAs障壁と高インジウム組成のInGaAs井戸を持つ量子カスケードレーザの設計
キーワード:量子カスケードレーザ、非平衡グリーン関数法
高出力なQCLの活性層として,高アルミニウム組成InAlAs障壁と高インジウム組成InGaAs井戸を持つ膜構造(AlAs+InAs)について検討した.AlAs+InAsでは参照構造の注入層の障壁にAlAsを,発光層の井戸にInAsをそれぞれ挿入した.この膜構造を用いた非平衡グリーン関数法によるシミュレーションの結果はAlAs+InAsが参照構造よりゲインが高く,約1.24倍であった.