2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.1 プラズマ生成・診断

[22p-E105-1~18] 8.1 プラズマ生成・診断

2022年3月22日(火) 13:00 〜 18:00 E105 (E105)

小川 大輔(中部大)、村上 朝之(成蹊大)

14:15 〜 14:30

[22p-E105-6] [第51回講演奨励賞受賞記念講演] コヒーレント反ストークスラマン散乱を用いた高感度電界計測手法の開発

〇小池 健1、宗岡 均1、寺嶋 和夫1、伊藤 剛仁1 (1.東大院新領域)

キーワード:電界計測、水素、CARS

電界計測はプラズマ診断の中で最も基本的な計測の一つである。大気圧近傍では第二高調波発生や赤外光検出によるコヒーレント反ストークスラマン散乱などの手法が報告されているものの、更なる高感度化が望まれる。本発表による新規手法は可視光強度を測定する単純な手法でありながら上記2つの検出限界を上回る感度を示した。水素・窒素雰囲気での測定に成功しており、大気での測定を含む広く使われる手法に発展すると期待される。