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△ [22p-E204-13] TaOx抵抗変化素子のアナログ抵抗変化特性におけるノイズ印加効果
キーワード:抵抗変化メモリ、確率共鳴、ニューロモルフィックデバイス
ReRAMはアナログ的な抵抗制御が可能であることから,人工ニューラルネットワーク等への応用が期待されている.ヒトの脳内シナプスでは,ノイズと信号の揺らぎを利用することで低消費エネルギー化が実現していると考えられている.本研究では,シナプスの重みとして動作しているReRAMにノイズを印加し,電気特性を評価した.抵抗変化動作時に微小なノイズを加えることで,抵抗変化量が増大することが明らかになった.