2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[22p-E204-1~13] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2022年3月22日(火) 13:30 〜 17:00 E204 (E204)

田中 貴久(東大)、岡 大地(東北大)

16:45 〜 17:00

[22p-E204-13] TaOx抵抗変化素子のアナログ抵抗変化特性におけるノイズ印加効果

〇(M2)菅原 広太1,2、島 久2、内藤 泰久2、菅 洋志1、秋永 広幸2 (1.千葉工大、2.産総研)

キーワード:抵抗変化メモリ、確率共鳴、ニューロモルフィックデバイス

ReRAMはアナログ的な抵抗制御が可能であることから,人工ニューラルネットワーク等への応用が期待されている.ヒトの脳内シナプスでは,ノイズと信号の揺らぎを利用することで低消費エネルギー化が実現していると考えられている.本研究では,シナプスの重みとして動作しているReRAMにノイズを印加し,電気特性を評価した.抵抗変化動作時に微小なノイズを加えることで,抵抗変化量が増大することが明らかになった.