2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22p-E303-1~13] 3.15 シリコンフォトニクス・集積フォトニクス

2022年3月22日(火) 13:30 〜 17:15 E303 (E303)

庄司 雄哉(東工大)、村尾 覚志(三菱電機)、近藤 圭祐(宇都宮大)

14:45 〜 15:00

[22p-E303-5] [第51回講演奨励賞受賞記念講演] 半整数多モード干渉カプラによる小型集積InP光ユニタリ変換器

〇田之村 亮汰1、唐 睿1、種村 拓夫1、中野 義昭1 (1.東京大工)

キーワード:任意光ユニタリ変換器、プログラマブル光素子、多モード干渉計カプラ

集積型光ユニタリ変換器(OUCs)は、モード多重光通信、光ニューラルネットワーク、量子コンピューティングなど、様々な新しいアプリケーションに不可欠であるが,限られた実装面積で大規模なOUCを実現するためには、素子数および各素子の大きさが重要である.我々は、多面光波変換(MPLC)のコンセプトに基づき、半整数マルチモード干渉計(MMI)を用いた新しいタイプのOUCを実証した.半整数型MMIは、従来の均一型MMIの半分の長さで、複数の入出力ポート間のユニタリー結合を可能にし,結果OUCとしての性能を損なうことなく干渉計部分の面積を半分にすることに成功した.