[22p-E305-1~8] 医療に貢献する超伝導技術の現状と展望

[22p-E305-4] 高温超電導コイルを使用した永久電流1.3 GHz (30.5 T) NMRマグネットの開発

〇柳澤 吉紀¹ (1.理研BDR)

キーワード：高温超電導体、NMR、永久電流

JST未来社会創造事業において2017年より10年度に渡るプロジェクトとして、次世代最高磁場1.3 GHz (30.5 T) NMRマグネットの開発が開始された。同プロジェクト内で別途開発されるNMR計測技術と組み合わせ、アルツハイマー型認知症に関わるアミロイドβタンパク質など様々な試料の分析に使用される予定である。本講演では、高温超電導線材の超電導接合を実装した永久電流マグネット開発の状況を紹介する。