2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[22p-P01-1~18] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2022年3月22日(火) 13:30 〜 15:30 P01 (ポスター)

13:30 〜 15:30

[22p-P01-11] 銀ナノ半球構造を用いた波長選択性グレーティングの作製

〇久保田 隼也1、中塚 祐哉1、遠藤 創志1、松山 哲也1、和田 健司1、岡本 晃一1 (1.阪府大工)

キーワード:プラズモニクス、回折格子

金属ナノ構造の局在表面プラズモン共鳴によって、屈折率と消衰係数が特定の波長域において急峻に変化する。我々は金属薄膜の熱処理によって大面積に簡単・安価に金属ナノ半球構造を作製し、共鳴波長の制御・応用を進めてきた。本研究はこの現象を利用し、銀ナノ半球をグレーティング状に配置した構造を作製して、波長選択性を持つ回折格子を実現できた。