[23a-E106-1~11] 13.9 化合物太陽電池

[23a-E106-6] n型SnS単結晶/MoO₃接合を用いた太陽電池の高変換効率化

〇鈴木 一誓¹、リン タクシン¹、野上 大一¹、川西 咲子¹、小俣 孝久¹ (1.東北大学多元研)

キーワード：SnS、太陽電池

硫化スズ（SnS）は、無毒で豊富な元素のみからなる太陽電池材料として期待されている。n型SnS単結晶とMoO₃接合を用いた太陽電池は、高い開放電圧（V_OC）が期待できる新しい素子構造である。しかし、これまでに作製されたこの構造の素子は、期待されたほど高い性能を示していない。本研究では、n型SnS/MoO₃接合太陽電池の変換効率向上を目指し、MoO₃層の電気伝導度とSnS単結晶中の不純物濃度が出力特性に与える影響について検討した。