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[23p-D214-10] 超伝導乱数生成器を用いた小面積・低遅延ストカスティック数生成器の設計
キーワード:ストカスティック数生成器
半導体回路でのストカスティック演算は確率情報に基づいて演算を行う方式で一般的な2値演算方式と比較して、面積効率が良いハードウェアを実現しやすい方法として知られている。一方で 2 進数からストカスティック数 (SN) への変換回路の面積、遅延時間のオーバヘッドが大きい。通常では疑似乱数生成器の線形帰還シフトレジスタ(Linear Feedback Shift Register : LFSR)を用いてストカスティック数生成器(Stochastic Number Generator : SNG)を設計している。本研究では低面積性に優れた真性乱数生成器の超伝導乱数生成器(Superconductive Random Number Generator : SRNG)を用いて低面積かつ低遅延のSNGを設計した。