2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.11 フォトニック構造・現象

[24a-E301-1~10] 3.11 フォトニック構造・現象

2022年3月24日(木) 09:15 〜 12:00 E301 (E301)

太田 泰友(慶大)、滝口 雅人(NTT)

11:15 〜 11:30

[24a-E301-8] 大規模自動最適化によるL3共振器の高Qr/a領域の拡大

〇倉持 栄一1,2、北 翔太1,2、新家 昭彦1,2、納富 雅也1,2 (1.NTT NPC、2.NTT物性基礎研)

キーワード:フォトニック結晶、ナノ光共振器、光チップ

大規模変調L3ナノ共振器で超高Q値を得る設計検討は周期aが400nm程度、穴径r対周期aが0.25程度の設計パラメータで行われてきた。高Q値が得られるr/aaの範囲を拡大することはナノ共振器回路の特性制御や様々な応用に有用と考えられる。今回r/aが0.25から離れた構造でも大規模自動最適化による共振器設計によりQ値の大きな増大が得られることを実験で確認した。