2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17.1 カーボンナノチューブ,他のナノカーボン材料

[24p-E102-1~18] 17.1 カーボンナノチューブ,他のナノカーボン材料

2022年3月24日(木) 13:30 〜 18:15 E102 (E102)

大矢 剛嗣(横国大)、中野 道彦(九大)

18:00 〜 18:15

[24p-E102-18] マリモナノカーボンを用いたアスコルビン酸燃料電池用アノード電極材の開発

〇(B)矢野 鈴太郎1、中川 清晴1,2 (1.関西大、2.HRC)

キーワード:アスコルビン酸燃料電池

L-アスコルビン酸(C6H8O6)を用いた燃料電池は、 金属触媒を使用することなく発電ができることから安価での発電が期待される。本研究では、イオン拡散や速やかな物質輸送が期待できるメソ孔性材料のマリモナノカーボン(MNC)を電極材に使用した。出力密度向上のためにMNCに親水基を増加させるため電解酸化処理を行い発電性能を比較した。電解酸化処理を行うことで、親水基が増加しアスコルビン分子との接触が良好になり出力密度が向上した。