15:00 〜 15:15
[24p-E102-7] 湿式延伸処理したカーボンナノチューブ・ファイバーの機械特性
キーワード:カーボンナノチューブ、機械特性
カーボンナノチューブ(CNT)は、その単線や単一バンドルにおいて既存材料を凌駕する高い引張強度をしめすことから、次世代の軽量構造材料や耐衝撃材料としての応用が期待されている。本研究では、CNTの良分散材として知られるクロロスルホン酸(CSA)を用いた湿式延伸処理により、CNTファイバーの空隙率が減少するとともに配向度が増加し、破断強度が向上することを報告する。