[24p-E203-1~16] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

[24p-E203-7] 時空間２次元フィルタを用いた生体電気信号の伝搬成分検出技術

〇舟生 蓮¹、澤畑 博人¹ (1.茨城高専)

キーワード：筋電、生体ノイズ、多次元フィルタ

生体電気信号の計測において、時間周波数が近い異種信号を分離・検出ための手法として、生体電気信号の水平伝搬に基づく時空間フィルタを用いた計測・解析技術を提案する。１列に並んだ多点電極で計測された信号を時間軸と空間軸を持つ２次元データとみなし、時空間フィルタを用いて一方向に伝搬する信号のみを検出する。実証実験では、心電成分が混入した腹直筋の筋電信号から筋電位信号を検出することができ、有効性が示された。