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[24p-E307-6] 有機デバイスにおける界面分極の安定化と分極ヒステリシスの誘発
キーワード:有機強誘電体、有機メモリー素子、分極
強誘電体は自発分極を持ち,外部電場によりその分極を反転可能なメモリ材料である.特に分子性強誘電体は,低環境負荷,軽量化,フレキシブル性などの特徴から次世代メモリ材料として注目される.これまでに多様な分子性強誘電体が開発されているものの,実用化において重要な薄膜材料の開発は進んでいない.本研究では,薄膜強誘電を実現するために,従来のバルク強誘電材料ではなく,常誘電性薄膜間の界面分極の安定化と分極ヒステリシスの誘発について発表する.