2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.3 スピンデバイス・磁気メモリ・ストレージ技術

[25a-E201-1~11] 10.3 スピンデバイス・磁気メモリ・ストレージ技術

2022年3月25日(金) 09:00 〜 12:00 E201 (E201)

増田 啓介(物材機構)、坂本 祥哉(東大)

11:30 〜 11:45

[25a-E201-10] 有限温度におけるスピントルク発振器のエコーステート・プロパティ

〇今井 悠介1、常木 澄人1、中嶋 浩平2、谷口 知大1 (1.産総研、2.東大)

キーワード:スピントロニクス

我々は、有限温度におけるスピントルク発振器を用いたレザバー計算について理論的な解析を行なった。物理系を用いた計算手法では、計算結果の再現性を保証するために物理状態の初期状態に対する依存性が消失する性質(Echo State Property, ESP)が成立する必要がある。我々は、低温で共通入力が強い場合にESPの実現性が高いこと、時間発展とともにESPが成り立つ領域が大きくなることを発見した。