11:00 AM - 11:15 AM
△ [25a-E304-8] On-surface construction of host-guest molecular array and voltage-driven structure variation
Keywords:host guest complex, scanning tunneling microscopy
溶液中やバルクにおいて、クラウンエーテル環状分子の中心の環をホストとして、ゲスト分子をトラップすることで、可逆的な構造変化を示すことが報告されてきた。例えば、[ferrocenylmethyl(methy)-ammonium]+(PF6)− (Fc-ammonium塩)をゲスト分子、dibenzo[18] crown-6 etherをホスト分子とした包接化合物は、熱による外部刺激応答を示し、分子マシン材料になりうることが実証された 。
本研究で我々は、包接化合物を超高真空中のCu(111)表面上で作製できるか検証した。真空基板表面を用いた合成法の利点は、基板原子のfcc(111)対称性を利用することで、規則配列した分子マシン膜が実現できる事である。
本研究で我々は、包接化合物を超高真空中のCu(111)表面上で作製できるか検証した。真空基板表面を用いた合成法の利点は、基板原子のfcc(111)対称性を利用することで、規則配列した分子マシン膜が実現できる事である。