2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[25a-P04-1~14] 12.7 医用工学・バイオチップ

2022年3月25日(金) 09:30 〜 11:30 P04 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[25a-P04-9] ケトン体を検出するバイオセンサ

鈴木 和志1、〇六車 仁志1,2、岩佐 尚徳3、田中 丈士2、清水 哲夫2、平塚 淳典2、星野 陽子2、辻 勝巳3、岸本 高英3 (1.芝浦工大、2.産総研、3.東洋紡)

キーワード:3-ヒドロキシ酪酸脱水素酵素、カーボンナノチューブ

体内に存在するケトン体はアセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸(OHB)、アセトンの3 つがある。 3種類の内、OHBが8割を占めている。通常ではケトン体は血液中にほとんど存在しないが、糖質制限、飢餓状態や糖尿病などの時に糖質 グルコース を脳や筋肉のエネルギー源としてできないときに生成され、代わりのエネルギー源として利用される。ケトン値を調べることで糖質ダイエットが効率になる。本研究では、3-ヒドロキシ酪酸脱水素酵素/カーボンナノチューブ(CNT)電極を用いてOHBの検出・定量を行った。