[25p-E302-1~18] 3.8 光計測技術・機器

[25p-E302-17] 光ファイバ中のラマン散乱に基づくリアルタイム温度センシングの実証

〇(B)中澤 克一郎¹、野田 康平^1,2、李 ひよん³、中村 健太郎²、水野 洋輔¹ (1.横浜国大、2.東工大、3.芝浦工大)

キーワード：光ファイバセンサ、ラマン散乱、高速動作

光ファイバを用いた様々な局所型の歪センサが提案されている。それらは一般に温度変化の影響も受けるため、歪と温度を分離して測定するには、異なる原理に基づく温度計測を併用することが多い。ラマン散乱パワーの温度依存性を用いた温度センサは、既存の歪センサとの整合性が高いとはいえない現状である。既存の歪センサの多くが満たしている4つの特徴を有するラマン温度センサを実現し、リアルタイムに動作できることを示す。