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[25p-E303-9] フォトニック結晶レーザーの固有スペクトル線幅の評価
キーワード:フォトニック結晶レーザー
FMCW-LiDARやコヒーレント光通信等の応用においては、信号対雑音比の向上のために半導体レーザーの狭線幅化が重要である。一般に、半導体レーザーの固有線幅は自然放出光雑音により決定され、共振器内の光子数に反比例するため、大面積での単一モード動作が可能なフォトニック結晶レーザー(PCSEL) は、原理的に極めて狭い固有線幅(<1 kHz)の実現が期待される。今回、我々は、作製したPCSELにおいて、光源温度や注入電流の揺らぎによるスペクトル拡がりの影響を含んだ実効線幅とともに、そこから揺らぎの影響を取り除いた固有線幅を実験的に評価したので報告する。