14:45 〜 15:00
△ [25p-F307-6] Cr1+δTe2薄膜における変調可能なフラストレートフェリ磁性とスカーミオン形成
キーワード:磁性、磁気異方性、スカーミオン
近年スピントロニクスの研究舞台としてフェリ磁性体のように異なる複数の磁気相互作用を内在した磁性体が有望視されている。我々はバルクでさまざまな組成比で安定して存在することが知られてる強磁性金属Cr1+δTe2に着目し、δ量を制御することで磁気相互作用、および磁気特性を操作することを目的として研究を行っている。本講演では、MBE法をベースとしたδ量の制御方法、およびその磁気特性の変化について述べる。