2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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[26a-P03-1~15] 8 プラズマエレクトロニクス(ポスター)

2022年3月26日(土) 09:30 〜 11:30 P03 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[26a-P03-2] SiO:CH微粒子堆積膜形成のための有機シリコン原料の最適化

〇中泉 有稀1、井上 泰志1、高井 治2 (1.千葉工大工、2.関東学院大材料表面研)

キーワード:SiO:CH、ビニル基、容量結合型プラズマCVD法

有機基含有シリカ(SiO:CH)薄膜の作製にはプラズマCVD法が用いられる.SiO:CH微粒子膜の均一膜の作製のために,プラズマ重合反応しやすいと期待できるビニル基を含む原料について選定を行うことを目的とした.TMVOSを原料とした場合,電極中央にのみ白いマット状の微粒子堆積膜が堆積していた.TMVSを原料とした場合,電極のほぼ全面が微粒子堆積膜で覆われていた.C-H構造を骨格構造に取り込み,原料分子の分解・結合が活性であったと考えられる.