[26p-E204-1~13] 3.4 生体・医用光学

△ [26p-E204-2] 中赤外パッシブ分光イメージングの医用画像診断への適用展開[その2]
－歯のハイドロキシアパタイト起因の分光発光強度の検出－

〇山下 創央¹、森本 裕介¹、足立 智¹、野郷 孝介¹、岡田 正弘²、松本 卓也²、石丸 伊知郎¹ (1.香川大創造工、2.岡山大院医歯薬)

キーワード：中赤外パッシブ分光イメージング、医用画像診断

歯の分光発光強度による硬さ推定の歯科診療への適用を目指している．そこで，中赤外パッシブ分光イメージングの有用性を検証するためにマイクロプラスチックを計測対象とした．ポリプロピレンの分光吸光度と分光発光強度を計測した結果，吸収ピークと発光ピークを同じ波数に確認した．次に，人の歯を模擬した牛の歯の分光発光強度を計測した．この結果，主成分であるハイドロキシアパタイト由来の発光ピーク(8.7µm)の検出に成功した．