[26p-E204-1~13] 3.4 生体・医用光学

△ [26p-E204-5] DFB-QCLと中空光ファイバガスセルを用いた中赤外分光法による
アンモニアガス検出

〇(M1)大村 勇索¹、木野 彩子¹、松浦 祐司¹ (1.東北大医工)

キーワード：中空光ファイバ、吸収分光法、分布帰還型量子カスケードレーザー

呼気中の揮発性化合物の検出には長光路ガスセルを用いた中赤外吸収分光法が有効である。中空光ファイバは微小容量かつ長光路長のガスセルとして期待できる。これまでの研究で腎不全の関連分子であるアンモニアについて波長掃引パルスQCLと長尺ファイバで高感度分析が可能なことを示した。本報告ではより小型で安価なDFB-QCLを用いたシステムでアンモニアガスの測定を行うとともにファイバを長尺化することによる精度の向上の検討を行った。