[26p-E303-1~10] 3.11 フォトニック構造・現象

[26p-E303-9] 歪フォトニック結晶の有効場理論とRiemann-Cartan時空

〇北川 均^1,2、橋詰 仁人¹、北村 恭子¹ (1.京都工繊大、2.Geometrize)

キーワード：フォトニック結晶、歪フォトニック結晶、有効場理論

我々は歪フォトニック結晶中の光の挙動を微分幾何学の観点から調べてきた。この理論では格子歪が時空歪みに相当し重力効果として光の軌道が曲がる。重力効果は時空の接続に現れる。前回までこの接続は一般相対論と同じくRiemann空間における接続を暗黙に仮定してきたが、今回これを基本的な観点から見直すことにより、接続は捩じれを含むRiemann-Cartan時空における接続で表されることが解った。