[15a-A202-1~8] 3.2 情報フォトニクス・画像工学（旧3.3）

[15a-A202-8] 国際宇宙ステーション搭載実験機器による高秘匿通信実験の地上検証

〇小澤 俊介¹、藤原 幹生¹、北村 光雄¹、西澤 亮二¹、遠藤 寛之¹、名古屋 翼¹、豊嶋 守生¹、辻 宏之¹、斉藤 嘉彦¹、小野 文枝¹、中園 純一¹、佐々木 雅英¹、岩本 匡平²、中尾 敬²、小松 宏光²、太田 伸二²、神保 光²、久保 靖²、鎌田 俊昭²、山添 弘晃²、山口 耕司³、細貝 亜樹³、伊藤 泰男⁴、前川 和彦⁴、根本 和哉⁴、山崎 将也⁴、北窪 雛⁴、青芳 龍⁴、犬山 徳晃⁴、横手 紗織⁴ (1.情報通研、2.SONY CSL、3.NeSTRA、4.スカパーJSAT)

キーワード：衛星、光通信

情報理論的安全な鍵共有を可能とする量子鍵配送（QKD）や物理レイヤ暗号による秘密鍵共有の長距離化に向け，衛星-地上間のセキュアな通信の実証計画が急速に進められている．現在我々が進めている計画では，国際宇宙ステーション（ISS）日本実験棟曝露部（JEM-EF）に接続されている中型曝露実験アダプタ（i-SEEP）へ搭載し，宇宙環境での機器の動作実証および地上との通信実験を目的とした高秘匿暗号通信装置（SeCRETS: SECuRe lasEr communicaTionS terminal for LEO）による軌道上実験に向けた準備を進めている．本発表では，搭載機器(FM)と同型の地上モデル(GM)と，地上受信局として運用する可搬型光地上局を用いて行った地上における光通信伝搬実験について報告する．