2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.3 生体・医用光学(旧3.4)

[15a-A405-1~8] 3.3 生体・医用光学(旧3.4)

2023年3月15日(水) 09:00 〜 11:15 A405 (6号館)

西舘 泉(農工大)、安井 武史(徳島大)

10:45 〜 11:00

[15a-A405-7] 反射型光電脈波法による歯髄脈波検出のための実験的検討

横山 梨香1、楠畑 碧1、柿野 聡子2、松浦 祐司1 (1.東北大学医工、2.東京医科歯科大)

キーワード:歯髄脈波、医用光工学

歯髄脈波を取得するために反射型光電脈波法を用い光照射位置や光照射波長について検討した.抜去歯モデルを使用し,血液の吸収により波長500-650 nm付近で反射光パワーが低下したことを確認した.また,歯牙の象牙細管構造に着目し,各光照射位置から得られたスペクトルの分析することで,最適な光照射位置を確認した.さらに,歯牙組織の散乱の影響が小さい光照射波長を用いることで,歯茎内血管の影響がない歯髄脈波取得に成功した.