[15p-A401-1~17] 12.5 有機・ハイブリッド太陽電池

[15p-A401-11] 液相析出法で作製した金ナノ粒子含有酸化チタンを電子輸送層として用いたペロブスカイト太陽電池の作製と評価

〇(M2)矢野 玲奈¹、國吉 勇輝¹、青井 芳史¹ (1.龍谷大理工)

キーワード：ペロブスカイト太陽電池、液相析出法、金含有酸化チタン

LPD法によりAu-TiO₂薄膜を製膜しこれを電子輸送層として用いたペロブスカイト太陽電池を作製し評価した。Au-TiO₂薄膜のXRDよりアナターゼ型TiO₂の回折ピークを確認することができた。XRDからはAuナノ粒子のピークは確認することができなかったが、Au-TiO₂薄膜のTEM観察により、粒径5-10 nmのAuナノ粒子がTiO₂薄膜中に分散しているとこが確認された。XPSによるAu含有量の深さ分析により、薄膜中のAuナノ粒子は表面付近に多く存在していることが分かった。