2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.1 強誘電体薄膜

[15p-A404-1~19] 6.1 強誘電体薄膜

2023年3月15日(水) 13:00 〜 18:30 A404 (6号館)

山田 智明(名大)、清水 荘雄(物材機構)、内田 寛(上智大)、野田 実(京工繊大)

17:15 〜 17:30

[15p-A404-15] SNDM強誘電体プローブメモリにおける超高速再生法の提案

長 康雄1、平永 良臣2 (1.東北大未来科学、2.東北大通研)

キーワード:強誘電体、高密度記録、走査型非線形誘電率顕微鏡

走査型非線形誘電率顕微鏡(SNDM)を用いた強誘電体記録を提案している.これまでにLiTaO3結晶媒体を用いて極めて高い記録密度と高速での書き込み特性を確認してきた.しかし非常に小さな非線形誘電率を検出する事を読み取りの原理としているため,その再生速度が遅いという大きな問題があった.これを解決する新技術として,読取り速度との向上と保持特性の維持を両立できる熱アシスト高速再生法(Heat Assisted Ferroelectric Reading: HAFeR)を提案する.