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[15p-D311-2] エネルギー分解X線コンピュータ断層撮影を用いた金属容器中の物質識別
キーワード:X線CT
空港のX線手荷物検査では透過画像の形状から危険物の検出を行うが、爆発物や薬物は識別できない。これに対し、当研究室のエネルギー分解X線コンピュータ断層撮影では、物質の実効原子番号を取得でき、物質の識別が可能である。しかし、物質が金属に囲まれた場合、X線が大きく減弱するため、識別は困難である。本研究では、金属容器中の未知物質を識別するために、金属によるX線の減弱量を補正する金属除去法を提案する。