2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[15p-D505-1~14] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2023年3月15日(水) 13:30 〜 17:30 D505 (11号館)

小栗 和也(東海大)、藤井 克司(理研)、内田 ヘルムート 貴大(東海大)

17:00 〜 17:15

[15p-D505-13] ”インフライト・メルティング・マテリアル法”を利用した機能性物質の開発 ~環境配慮・省エネルギー~

岡田 京子1、梶並 昭彦2、玉井 博康3、藤井 康裕4、是枝 聡肇4、梅咲 則正5、根本 源太郎6、佐藤 敬蔵7,8 (1.高輝度光科学研究センター、2.神戸大、3.鳥取県産業技術センター 機械素材研究所、4.立命館大、5.大阪大、6.大川原化工機(株)、7.ニューガラスフォーラム、8.(株)ジェイテック)

キーワード:ガラス、機能性

世界に先駆けた新機能性マテリアルの開発を目指し、インフライト・メルティング・マテリアル法を利用している。本手法はベルヌーイ法の疑似ジオメトリを用いて、高温酸素火炎への粉体噴霧溶融でガラスを省エネルギーに1秒以内に作製する技術である(Okada et al. Ref.1-2)。~30cmのメタン・酸素燃焼バーナーを利用する小型テストベンチを鳥取県産業技術センター 機械素材研究所に立ち上げ、NEDO(2008-2012年度)遂行時と同等以上の性能が出せるように調整し、高純度の工業材料を原料にソーダガラス組成のインフライトガラスの開発や、金属(Ti, Fe, Cu, Au他)付与の機能性物質の開発や、針状形状の作り分けを行っている。2023年度には水素・酸素燃焼バーナーも投入する。